週に2日だったっけな。小学校の時に通っていたピアノ教室。
そのピアノ教室の先生がそれはそれは、おしゃべり好き。
1時間のレッスンのうち実際にピアノを弾いていたのは、ほんの20分程。残りの時間は先生のおしゃべり。
先生の子どもの事
昨日の出来事
先生が食べたご飯の話
先生が行ってきた旅行の話
私が待っている間に読んでいた本の話
先生の昔の話…
何でもないとりとめもないお話。
もちろん私も子どもだったので行く度に先生のお話が楽しみだったわけじゃなく、時には、「あ〜今日も長いなぁ。。」とか思いながら聞いてた時もあったっけ。笑
でも、いろいろ聞かれることがあまり好きではなかった私にとってあれこれと聞くことなく先生自身のいろいろな話をしてくれ
その話を聞きながら想像を膨らます、その時間がとても心地よく、とても気持ちが楽だった記憶。先生のおしゃべりを聞いて過ごした時間と先生の私への関わりかたは今の私にも大きく影響している。
先生が、口数の少ない私に意識的に関わってくれていたのか
はたまた
先生の生粋のおしゃべり好きだったのか
そこは、わかりませんが親や先生以外の周りの大人の些細な関わりの積み重ねも子ども達に大きく影響をしているのかもしれません。
私も、普段関わる周りの子ども達がいつの日か、大人になって周りにあたたかな気持ちの循環の起点となる様なそんな関わりかただけは意識したいな。そう、改めて襟を正しています。