我が家の長男は小学6年生の時に「たいわ室」を体験しました。
中学受験をすると決めていた彼が色んな思いを抱えているのでは、、とコーチと話す機会があったらいいなと親として感じていた時期。
中学受験をすると決めて塾に通い、公開テストで数カ月に一度ある塾のクラス替えにもきっとドキドキしていたんじゃないかな~と思っていました。
小学6年生。
知らない大人と話すなんて嫌がるかなと思っていたけれど、おススメしたら「話してみるわ!」と言ってくれたので申し込んだたいわ室。
息子はどんな話をするのだろう、親として興味津々。
けれど、ここはたいわ室!!
コーチと息子だけの対話の時間なのです。そしてこの2人の時間には守秘義務もあります。
画面越しにたいわ室コーチと話し始めたのを見届け、別の部屋に移動しました。
30分後、出てきた息子は部屋を出てきて、第一声「公園の秘密基地の話をした!!」と教えてくれました。
自分の今モヤモヤしていることを話すのかもしれないな、聞いてほしいのかもしれないな・・と勝手に想像していたのはこの私。
塾の話もちょっと話したけど、それより公園で友達と探検ごっこした秘密基地の話してん!と嬉しそうに話してくれました。
思春期に入りかけた小学6年生。
そんなにベラベラ話をしてくれるわけでもない息子だったのですが、話の延長戦かの如くニコニコ話してくれる。
そして母として、中学受験や塾の事で悩んでるんじゃないかと問題視していたのは自分だったことに改めて気付く機会をもらいました。
まだまだ小学6年生。
公園で遊んだ友達の話、公園の不思議な話、友達の話・・
遊びが真ん中にある時期に、ただその話をする時間があるだけでいいんだなと思ったのです。
いつもの自分を知らない相手と、どんな話がしたいのか。
いつもの自分を知らないからこそ、話せる話もあるかもしれない。
いつもの自分を知らないからこそ、伝えたい自分の「好きな事」があるかもしれない。
本当はもっと違う話もしたかもしれないし、私に伝えてくれたのはごくごく一部だったのかもしれないけれど、、
それでも探検した秘密基地の話を誰かが興味を持って聴いてくれた時間は特別な時間だったのだと思います。コーチとの対話から、身近な人との話もより広がることもあるのかもしれませんね。
30分コーチとの時間で生まれる対話には色んな形があります。
オンラインで出会う「たいわ室コーチ」に出会いに来てくださいね。
たいわ室コーチ
小林由佳
コーチブログ
2023.08.25