小さい時、トマトが大嫌いでした。
私が小さい頃は、ミニトマトやフルーツトマトというものがなかったので、
トマトといえば甘味の少ない野球ボールくらいのあのトマト一択でした。
嫌いな理由は、タネのところがぐちゃっとしていて、酸っぱいと感じていたから。
だから、トマトケチャップは大好きだったんです。
ぐちゃっとしていないし、甘いでしょ?
そんな私がトマトを好きになったのは、
大学生で行ったイタリアでトマトを食べてからです。
(そんな時までトマトが嫌いだったのです)
とっても甘くて、ぐちゃっとしたところがなかったのではないでしょうか。
帰国してからは、もしかしたら日本のトマトも食べられるかもしれない、
食べられる自分になれるかもしれない!!と、少し食べ方を工夫してみると
食べられるようになったんですよね。
今でも、ちょっと酸味の強いトマトは苦手に感じはしますが、美味しくいただいています。
幾つになっても自分の中での思い込みから抜け出すことはできるんだな、
しかもちょっとしたきっかけで。と感じます。
皆さんには嫌いなものを好きになるきっかけって今までありましたか?
食べ物だけではなく、例えば誰かの影響で苦手な教科が好きになったりとか、、、。
大嫌いと思っていた人のことが大好きになったりとか。。。
子ども達って、結構毎日周りにいる人からの影響を受けて生活しているので、
【嫌い】と決めつけていても、新しい環境になったら【好き】になっていく事もありそうですよね。
そんな変化を私たち大人が見守れたらいいなと思っています。
たいわ室コーチ
友定 綾