小学校の頃、週末は1人で暮らしている祖母の家にお泊まりをするのが日課でした。
その日は自由気ままに過ごせて、好きな物をたんまりと食べられる…そんな日でした。
そう、祖母は私の好きな食べ物を聞くと
毎週毎週、これでもか!!!というほどの量を用意し待っていてくれていました。
ある時はチョコレートを大きな容器一杯に
またある時はレーズンパン、ぜんざい…
私のマイブームの波に乗り遅れることなく。
ある時期、私はマシュマロに無我夢中でした。
祖母は待ってましたとばかりに
いろんな味の、いろんな大きさのマシュマロを
毎週毎週、用意してくれ、私もそれを楽しみに過ごしていました。
そして文字どおり「吐くほど」食べました。
一生分は食べたかと思います。
あれから…
私はあんなに大好きだったマシュマロをみるのもイヤなほど嫌いです、、。
ただ、私の脳裏に焼き付いているのは
私の大好きな物を嬉しそうに出してきた祖母の姿と
私が喜んで食べる姿を少し離れた台所の椅子に座ってみている祖母の姿。
そして「次は何がいい?」と帰り際に聞く祖母とのやりとり。
今はもう、私のことを覚えていない祖母ですが
あの頃の祖母を思い出しては日々のエネルギーとなり
今はもう聞けないあの時の祖母の気持ちは
あーだったのかな…こうだったのかな…と
勝手に想像しては、心のお守りにしています。
こうした日常のやりとりって
いつまでもいつまでも温かく流れるんだな…を感じています。
たいわ室コーチ
金城実佳