小中学生のための「話す」って楽しい!!たいわ室

コーチブログ

2025.09.08

9月の 絵本 de たいわ

今月は「手作り」をテーマに絵本を紹介します。

 

『おばあちゃんのおはぎ』

作・絵: 野村 たかあき
出版社: 佼成出版社

 

〜出版社のH Pより〜

秋のお彼岸になりました。きりちゃんは、おばあちゃんといっしょにおはぎを作ります。
亡くなったおじいちゃんは、きりちゃんが作ったおはぎが大好きでした……。

おはぎを作ることで、ご先祖様や亡くなった家族に思いを寄せるお話です。

行事の由来や食材に込められた願いを知ることもできる、

『おばあちゃんのおせち』『おばあちゃんのえほうまき』に続く、

日本の伝統行事食をおばあちゃんと一緒に作るシリーズ・第3弾です。
巻末には、料理研究家・堀江ひろ子さんによる、料理の由来と、三色おはぎのレシピがついています。

https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b274650.html

 

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おはぎって、外側にあんこがいっぱい付いていますよね。

中もあんこなのかな?

おはぎって何で作られてるんだろう?

お餅じゃないの?

 

こんな会話をしてから、本を読んでみました。

作り方もわかったし、作ってみたーい!

大人も子どもも思いました。

 

そして、見えないけども、

ご先祖様を思う気持ちだったり、自分の好きなことだったり、

そんなものも、中に詰まっているんだな。

 

 

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『中を そうぞうしてみよ』

作:佐藤 雅彦 ユーフラテス
出版社: 福音館書店

 

〜出版社のH Pより〜

身近なものを透かして見ると、どんなふうに見えるでしょう?

X線写真を使って、椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなど身近なものを透視してみます。

椅子に使われている釘、貯金箱にたまっているお金、鉛筆の芯など普段は見えないものを見ることができました。

中を想像する楽しみを味わってみてください。

見ているだけで楽しめるシンプルな美しさを持った写真絵本です。

https://www.fukuinkan.co.jp/book?id=1373

 

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これどうなってるかなーと問題みたいに読んだあと、

うちの椅子はどうかな?

どうやったら作れるかな?

この場合はどうかな?

と一緒に想像を膨らませました。

家の中を探検して、これはどうかなー?と考えるのも面白かったです。

 

 

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親子で見えていないものを自由に想像する機会は、

親子の会話を豊かにしてくれると感じています。

当たってるかどうかではなく、

こんな場合はこうかもね?など、一緒に想像を広げて読める絵本です。

こちらもモノづくりに興味が広がっていくかも。