小中学生のための「話す」って楽しい!!たいわ室

コーチブログ

2021.08.01

夏休みの記憶

 
こどもの頃の夏休みといえば、
 
夏祭りに家族で行ったこと
夜空にあがる大きな花火をみるのが好きだったこと
いとことお泊まりして楽しかったこと
毎朝のラジオ体操が嫌だったこと
etc
 
たくさんのことを思い出しますが、真っ先に浮かんだ一番鮮明に残っていた記憶は家の窓から外を眺めて、今か今かと母の帰りを待っている自分の姿でした。
 
核家族共働きの家庭で育ち、歳の離れた妹弟も保育園へ通っていたため、小学生の私はたいていひとりでお留守番をしていました。
 
午前中は宿題をして
教育テレビ(今のEテレ)をみて
午後は近所の友達と遊び
 
毎日楽しく過ごしていましたが、母が妹弟を保育園から迎えて帰宅する5時頃になると毎日、窓の外を眺めては、
今日はあんなこと話そうこんなこと話そうとワクワクしながら母の帰りを待っていました。
 
でも、遠くに母の車が見えた瞬間、母に見つからないように窓際をさっと離れる私。
 
なぜそんなことをしていたのかはっきりは覚えていないけれど、待ち構えていたのを知られると、ちょっと照れくさかったような気もするし、もしかしたら子ども心に、母に心配をかけたくないという思いだったのかも。
 
そして、帰宅した母が晩ご飯を作っている側で
「あのね、今日ね、、、」
と堰を切ったように、話がとまらないこどもでした。
 
母は、忙しそうに手を動かしながらも目線はチラチラ私に向け
「へー、そう。」
とあいづちをうちながら、そしてたまに手を止め話をしてくれる。
そんな母との時間がいつもとても楽しみでした。
 
そんな母との時間があったから、昼間にひとりで留守番をしていた時間も寂しさを感じる瞬間もあったかもしれないけれど、本当の孤独を感じることなく過ごせたのかもしれないなと今振り返ると思います。
 
そんな夏休みの記憶を思い出し、我が子の夏休みの中に、私はどんな風に記憶に残るのだろうと、ふと考えました。
 
すでに友達や部活優先になった思春期の我が子たちとのいつもより少しだけ一緒に過ごす時間が長い夏休み。
コミュニケーションについて改めて考えてみたいです。
 
 
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