小中学生のための「話す」って楽しい!!たいわ室

コーチブログ

2021.10.28

何になりたい?  ではなく   何をやりたい?

スウェーデンなどの先進諸国は
子どもたちの将来の夢を聞く時
「何になりたい?」
と聞くのではなく
「何をやりたい?」と聞くんだそうです。
「何になる?」
これは
職業を聞いています。
サッカー選手、学校の先生、警察官やお花屋さん
こういったお仕事を思い浮かべて答えるでしょう。
では
「何をやりたいか」と聞いた時は少し角度が違います。
とある日、
たいわ室に遊びにきてくれた女の子が
「YouTuber」になりたいんだと教えてくれました。
いろんなお話しを聞かせてもらいながら
最後もう一度聞いてみました。
何をやりたいのか
そうすると
「世界中のこどもたちを笑顔にしたい」
という答えがかえってきました。
もしその子が
例えこの先YouTuberじゃない道を選んだとしても 
世界中のこどもたちを笑顔にできる「何か」を
きっとやっているんだろうなぁと
キラキラとした目を見ながら思いました。
思い返せば高校生の頃。
「将来の夢」を聞かれてとても苦しかった。
何者かにならないといけないんだ。
何か道をひとつに決めないといけないんだ。
という
脅迫めいた質問にさえ聞こえてしまったあの頃。
今、
あの頃になんとなく決めた道とは
今ぜんぜん違う道を歩いている。
ただ
「何をやりたかったのか」漠然としていたものを掘り起こしてみると
実はその想いは変わらずに
今のこうして歩いていた。
「たいわ室」コーチもその一つ。
たいわ室コーチはさまざまな職業の人がいます。
そのお仕事が
小さい時になりたかった人もいれば
全く違うことをしてる人もいるでしょう。
お仕事は
「やりたいこと」の一つの選択でしかありません。
「何になりたいか」
ではなく
「何をやりたいか」
私たち「たいわ室コーチ」も
常にそこは忘れずに活動し続けます。
「なんでたいわ室コーチをやっているの?」
今度お話しするとき
ぜひ聴いてみてくださいね!
 
 
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