私流☆大掃除
といってもそんなにたいそうなことではありません。
「年末の大掃除」という概念を持つことをやめた、というお話です。
大掃除といえば年末、仕事納めが終わってからやるもの。
起源は平安時代にまで遡り、歳神様を迎えるための
「煤払い(すすはらい)」が庶民にも広がってできた習慣だそうです。
ただ、世界に目を向けると春に大掃除をやる地域も多いとのこと。
神様をお迎えするための儀式が大掃除の起源とは、
なんとも日本らしいですね。
私は満月よりも一三夜が好きですし
母が和菓子屋の娘でしたので、
和菓子で季節を感じたりして、
日々の生活の中で「日本らしさ」というところに
心地よさを感じているほうだと思っています。
ただ、寒い時に掃除をするのは嫌です笑笑
昔のように体が温かくなるほど動かずとも掃除ができてしまう現代では、
真冬の掃除は億劫以外の何者でもないように感じてしまいます。
ですからなるべく、時間や手間のかかる掃除は
秋のうちに済ませてしまいたい。
「スポーツの秋」「食欲の秋」と同じくらい、
「掃除の秋」を広めたいと密かに目論んでいます。
自分が当たり前に持っている「概念」は、
生まれ育った環境などで作り上げられていくもの。
たまには机上に並べてみて、
「これはこのままいこう」「ここは少し変化させよう」
と棚卸しするのも良いかもしれませんね。
たいわ室コーチ
橋爪 美貴