娘はよく周りから「おとなしいね。」と
言われていました。
幼稚園の時も、ほとんどお話する姿を見かけないので先生に相談したこともありました。
ある時、幼稚園で洋服を汚してしまい、借りた洋服を返すときのこと、
「自分でありがとうと言う!」と娘が言い
小さな声で「ありがとう」と先生に伝えました。
そんな小さな声だと聞こえないよーと言いそうにもなりましたが、
その時先生は、娘の口に耳を近づけ、娘の声を耳を澄ませて聴いて、
「聴こえてるよ♡話してくれてありがとう」
と話してくれて、娘も嬉しそうでした。
また、あるときは
『「おとなしいね」って言われるけど話してるんだよ!
周りのみんなの騒いでる声が大きいから
私の声が聞こえないだけ』
と話してくれました。
話す人がいて
聴く人がいて
わたしは『聴く』をちゃんとできていたかなと
ハッとした瞬間でした。
娘は相変わらず「おとなしいね」と言われることは多いけれど、
おとなしいからといって、話をするのが嫌いなわけでもなく、
話せないわけでもなく、
ただちょっと
話すことに緊張してしまったり、
周りの声で聴こえてなかっただけだったり、
また、話す内容を考えてから話していたり…
「おとなしい」の裏には
いろんな気持ちや、考えがあるんだなと思います。
たいわ室では、
お話を楽しんでも、
お話しない時間を楽しんでも
なーんでもOKな場所☆
一緒にゲームしたり、
文字で伝え合ったり、
ジェスチャーだったり、
何もしなーい時間だってあってもいいんだよ☆
だって、あなたのためだけの30分だもん
あなたが安心できる場所になったら嬉しいな☆
お会いできるのを楽しみにしています!
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