「聞く」と「聴く」
聞くは、
音や声を耳で感じ、受け取ること。
聴くは、
相手との理解を深めて、より感情や言葉の背景や意味を知ろうとすること。
たいわ室でみんなを待っているのは、
「コーチ」っていう
聴くことのプロ、なんだ。
この前ね、私も、
自分がとっても大切に思っている人に、
寄り添って欲しくて、
自分のことを理解してほしくて、
たくさんの言葉を選んで、
その人に話をしたんだ。
でもね、話しても、話しても、
その時は自分の気持ちが思うように伝わらなくて、少し悲しい気持ちになった。
わかってくれる、わかって欲しいと信じてる人だったから、なおさらそんな気持ちになったのかもしれない。
大人でもそんな経験を
たくさんしてたりするよ。
そのくらい、
ちゃーんと「聴く」っていうのは、
実は難しくて、尊いことで、、
だからね、
「本当の意味」で聴いてもらうことができたなら、
安心して、自分の力になる可能性を秘めている、"魔法の力"になるんだ。
でも、知らない人と話すのは、最初はちょっぴり不安になるよね。
そんな不安を乗り越えられるように、
色んな工夫をたいわ室のコーチ達とこれからも続けていくよ。
ひとりでも多くのこどもたちが、「聴く」の魔法の力に出会えるように。